人間ドック①

先日、人間ドックに行ってきた。久しぶりに仕事意外で出かける感があり、張り切って朝5時に起きた。検診センターに着いたのは1時間前、かなり早く着いてしまった。入口に置いてあるスプレー。(ハイハイこれね。)と勝手知ったると手に吹きかけながらヒョイと棚を見ると「次亜塩素酸水、靴裏に」と書いてある…えーマジか普通アルコールでしょ〜大丈夫かな(・_・;)ビチャビチャに濡らした手をティッシュで拭きつつ、開いてるか?と恐る恐るドアを開けるとそこにアルコールスプレー。またもビチャビチャに手を濡らし、入ってみると案の定待合室には誰もいない。受付は真っ暗だがテレビは付いていて、座っていても大丈夫そう。まだ時間あるなーと思っていたら、間もなく2人女性が入って来た。「おはようございます」と2人に言われ挨拶を交わすと、1人のオバちゃんが私の目の前に座った。(えーまぁまぁ席あるけどそこ座る?)2人連れじゃないのか、話しかけられたら面倒くさいなと思い、本読むから喋りませんとばかり持ってきた小説を開く。とオバちゃん、しばらく検診の書類をガサガサやっていたが急に立ち上がり、一緒に入って来たもう1人のオバちゃんの横に座り話しかけていた。目線は小説で耳は会話に集中。「書類はこれだけでイイんですよね」「こうやって書けば大丈夫ですよね」などとガサガサとやっている様子。「え、ええ。イイんじゃないですか」と、少し困った声色の相手のオバちゃん。そうだよね、検診はオプション付けるのもあって人それぞれだから聞かれても困るよねぇと同情していると「私は乳がん検診はやらないの。だから今日でも良いって言われて来たの。今日は乳がん検診ないのよね」なにっ!?乳がん検診ないだと?あたしやるんだけど、と聞き捨てならない事を言う。言われているオバちゃんも「え?そうなんですか?あーえーっとそうなんですかね。うーん…」と、オバちゃんも受けるのか困惑気味。そんな事聞いてないし、第一やらないなら問診表は送ってこないよねと少し不安になりながらも検診開始を待つ。続々と人が入ってきて、受付から看護師さんが出てきた。「受付番号1番の方ー。」と言われハイと手を挙げると、検診を受ける老若男女が一斉に注目。ウッ!このオバさん、随分張り切って来たなと思われてる…1番て恥ずかしい、早くても、せめて3番とか4番とかのが良かったか…。看護師さんが私の前に立って問診表の記入漏れがないか確認している。皆の視線を感じる…昨日見直したから大丈夫ですよと、ちょっとふてぶてしい顔になってしまう。「あ、ここ」ぅわお!あったか(汗)「あちらへどうぞ〜」と促されロッカールームへ。そういえばナースさん、乳がん検診の問診表確認したけど何も言わなかっな、てことはあるよね。乳がん検診はないと言ってたあのオバちゃん、何だった?